2007年10月04日

「ドレミの歌」考

 以前mixiに書いた日記を改訂加筆して掲載。

 子供の頃からずっと引っかかっていた事がある。

 それはドレミの歌。

 原曲の歌詞の意味は直訳すると以下の様になる。

「ドーは鹿 雌の鹿
 レイは金色太陽の落とし物
 ミーは私が自分自身を呼ぶ名前
 ファーは長い長い道のり
 ソーは糸と針で縫う事
 ラーはソに続く音
 ティー(シ)はジャムとパンに添える飲み物
 
 それは私たちをドへと連れ戻すだろう」

 ラは苦し紛れという感じだけど。

 これに対し、日本語の訳詞は
「ドはドーナツのド レはレモンのレ・・・・」
「ドはドラムのド」というバリエーションもあるけど、日本語で歌を歌う場合、基本的に一つの音符に一つの文字しか入らないという制約があるので、こういう歌詞になってしまうのは、仕方ない部分もあるのだが、私はこの訳詞を幼少時より、どうにも芸がないというか、アホらしいと感じていたのである(訳詞の作者には申し訳ないけれど)。
 また、ドからファまでは、「何とかの何とか」という解説文になっているというルールに則っているのが、ソでいきなりルールは崩壊する。
「ソは青い空」(最初に変換したら蒼井そらって出たぞ、ATOK。今までそんな変換した事ないのに)
 ここで「そら」ってソとラの両方言っちゃってるのだ。にもかかわらず、その次で再び平然と「ラはラッパのラ」と元に戻し、最後は「シはしあわせよ〜」と脳天気に言ってのける。

 で私、子供の頃より、ずっと考えておりました。原曲の様に音名を単語になぞらえて、その意味を解説しつつ歌える歌詞は出来ないものかと。
 結果は以下の歌詞。
 
♪銅は五円玉
 霊は化けて出る
 実は樹の恵み
 不和は仲違い
 蘇は乳煮詰め
 裸は服脱いで
 死は生きた後
 銅に回帰する♪


註)この訳詞の著作権は私「生方則孝」にあります。商業目的でこれを私に無断で複製、掲載、引用することは禁じますが、商業目的でない場合は、どんどん引用、コピペし、全世界に広めて下さいませ。
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2007年10月01日

国産野菜の方が危険かも知れない。

 知り合いの八百屋に聞いた話。

 中国野菜、残留農薬問題が発覚してから検査態勢は厳しくなり、今では安全性に問題はまずないだろう。しかし国産野菜は滅多に検査されることがなく、残留農薬に関しては未知数。実際毎日野菜に触れていると、国産野菜の方が、手が荒れるという。

 これは説得力があった。確かに食肉や鰻などで、業者のインチキ振りが明らかになった訳だが、野菜だけは真っ当に作られているとも思えない。かなり以前より、普通の野菜をオーガニックや無農薬だと称し、高値で売るという話もある。

 感情的に中国産に手を出すのは怖いのだが、豆板醤などの調味料、メンマやキクラゲ、香辛料などの食材においては中国産は避けて通れない。
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2007年09月26日

失礼な話。

 SoundClick経由で、トランス系専門のweb放送局から招待メールが来たので、登録。
  SoundClickでトランス部門のチャート上位にいる曲をアップロードしたら2日後に「この曲は我々のタイプと合わないので削除した」と言うメールが来た。
 曲も聴かずに、チャートだけ見て機械的にに招待したに違いない。なんとも失礼な話。 

 登録した時に「トランス系=DJ」という決めつけ方をしていたのに、違和感感じていたんだよね。そのくくり方は、乱暴すぎるだろうが。

 二度とここに曲をアップすることはないだろうけどね。私、DJじゃないし。
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2007年09月23日

海外サイトでチャートイン。

Top.jpg


 アルバム「Pictures」全9曲のうち、3曲がチャートインした。最高位は、エレクトロニカのノイズ部門で現在6位上昇中の「Poson Horizon」で他は、やはりエレクトロニカのトランス部門で120位の「Inteiging Old Men(陰謀をめぐらす老人達)」とワールドミュージックのニューエイジ部門で51位の「ループ階段を浮遊する幽霊」で、いずれも上昇中。
 プロモーションも何もしていない状態で、しかも登録して僅か3日目でこのランキングなので、素直に喜ばしい。
 
 このサイトでは試聴もmp3ファイルのダウンロード購入も可能なので、是非覗いてみて欲しい。

 DLは一曲$0.99。アルバムで$8.99

 曲毎の購入はこちら。
http://www.soundclick.com/store/byArtist.cfm?bandID=752342

 アルバム全体はこちら。
http://www.soundclick.com/store/digital/01_Shop_Album.cfm?bandID=752342&albumID=19675
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2007年09月21日

ソロ・アルバムを自主制作。

Gears.jpg

27年のプロキャリアで、初めてソロ・アルバムを制作しました。勿論自主制作。インディーズ・レーベルですらありません。

アルバムタイトルは「Pictures」
全て、まず映像をイメージし、それから作った曲と、出来てすぐに、映像が浮かんだ曲ばかりを集めました。もともと私は、絵画をやっていたせいか、視覚的イメージを曲にすることが多い。具象であれ抽象であれ。

全曲インストゥルメンタルで、メインの楽器はMoogテルミン(EtherWave Pro)。さらにこのテルミンの制御電圧を出力して、minimoogをドライブしたものを多用している。他にはArturiaのmoog modularV(主にパーカッションの音色に使った)とNative InstrumentのFM-8(マイクロチューニングが必要な和音演奏用)、GMedia MusicのM-TRON、カスタム・6弦グランドチェロ、ウーリッツァーのエレピ。今回サンプラーは、一切使わず。

全9曲。多くは過去に作って未発表だったり、バンドでやっていたものをリアレンジ。幻となった多国籍音楽プロジェクト用に書いた曲も復活させました。

全曲、以下のサイトで試聴可能です。
http://www.nextmusic.net/index.php?command=profile&profid=20070919120007

10月27日(土)に東京・本郷のカジュアル・フレンチ「シェ・ダイゴ」でアルバム完成披露ライブとパーティを行います。
時間は18:30開演で20時よりパーティ。
会費はライブ+食事(ビュッフェスタイル)+フリードリンクで¥6500
予約はシェ・ダイゴへお願いします。
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2007年07月19日

これは見て欲しい。

信じるか信じないかは別として、この映像は見て欲しい。

911事件検証ビデオ Loose Change (ルース・チェンジ)日本語版
http://www.asyura2.com/07/war88/msg/914.html

このサイトからはダウンロードも可能。
http://www.harmonicslife.net/gallery/main.php
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2007年07月15日

マスコミ

こんな重大事故をきちんと報じない日本のマスコミ。
私はかつてインドのムンバイで、原発を見にいった際、なぜか立ち入り禁止で、あとでそれが放射能漏れ事故だったことを知ったと言う経験もあり(多分被曝はないと思うが)、原子力問題にはかなり関心が高いのだけれど、それでもこれは知らなかった。

イギリス、セラフィールド(ウインズケール)で2005年に起きた事故。

日本のマスコミは一体何を基準に、誰のために報道を行っているのか?
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2007年06月14日


Hotaru.jpg
 沖縄では5月が蛍狩りのシーズンだ。蛍狩りと言っても、紅葉狩りが紅葉を採集するのではないのと同様、蛍を捕獲する訳じゃない。
 去年は6月に入ってから蛍が沢山いるという、近くの公園に行ったのだが、もうシーズンは終わっていて、蛍はいなかった。今年こそはと5月下旬に言ったのだが、それでももう遅く、蛍は数えるほどしかいなかった。しかし川面だけでなく、路上もフワフワと飛んでいて、なかなか良い感じだった。
 写真だと3匹飛んでいるようだが、これは長時間露光の為、三回光ったのが写ったのだ。
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2007年05月27日

この判決はおかしい。

 訴えたJASRACもどうかしている。著作権の濫用ではないだろうか?

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007052501183

 サーバ管理会社は、ユーザーがアップロードした内容に対し、責任を負えという事か?
 アップロードされたデータをモニターしろと言う事であれば、個人情報保護法に抵触するのでは?

 しかもアップロードした本人しか携帯にダウンロード出来ないにも拘わらず、判決は「システムの中枢になるサーバーは同社が所有、管理しており、同社にとってユーザーは不特定の者。複製と公衆(不特定多数)への送信の行為主体は同社だ」
 としているが、意味がわからない。

 高部真規子裁判長は「サービスの中心的役割を果たすサーバーは、イメージ社が所有して支配管理している」
「楽曲の複製はこのサーバーで行われ、複製行為の主体は同社といえる」

 これは間違っている。この裁判長、サーバーがなんなのか、ストレージサービスがどういう物なのか、全く理解せずに判決を出しているとしか思えない。ハードウェアとソフトウェアの区別すら出来ていないのじゃないかと疑う。
 調べてみたら、この裁判長、過去にも変な判決を出している有名な人物だった。

 イメージシティが上級審に控訴する事を期待します。
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2007年05月22日

フランスツアーに行って来た。

 先月26日から今月12日までのロングランツアー。岸野雄一氏、秘密博士、ジョン(犬)と同行。私はジョン(犬)のサポートでテルミンを演奏。

 途中サルデーニャ島のアルゲーロでソロライブもして、最後はグルノーブルで2日にまたがって仕事をし、その夜帰国便に乗る。フランスをTの字状にかけずり回り、途中イタリアまで行ってアルプスを越え、帰ってきたという訳。ホテルでは余りゆっくり眠れず、列車がホテル代わりの強行ツアー。目が覚めたら別世界。


 那覇→東京(一泊)→パリ→ニーム(三泊)→ボルドー(一泊)パリ→メッス(一泊)→パリ(三泊)→ミラノ→アルゲーロ(5泊の予定がアクシデントで7泊に)→トリノ(財布の中身をスられた)→グルノーブル(一泊)→パリ→成田→横浜(二泊)→那覇というグランドツアー(赤字はライブもしくは仕事をしたところ。文字が赤いのは勿論赤字ツアーだったから)。


 しかし内容的には大成功で、観客数も吃驚するほど多かったし、批評眼の厳しいパリでも、アンコールがかかる。日本じゃ、このてのライブ30〜40入ったら御の字だけど、どこの会場でもその倍以上来ていた。

 パリライブの映像はこちらでどうぞ。jon.jpg
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2007年03月20日

体調不良

 昨日耳鼻科へ行って検査して貰ったら、案の定咽頭炎だったんだけど、まだ喉頭蓋は炎症を起こしていないというので一安心。喉頭蓋炎は発作が起きたら数分以内に気道を確保しないと、間違いなく死ぬので、これになることだけは避けたいのだ。

 3年前、喉頭蓋炎をやった時、いきなり首を絞められたような感じになり、さては京都に巣くう悪霊の仕業か、と思ったほどだ。
 これは只事ではないと思い、余り評判の良くない最近の耳鼻科へ行ったら、喉頭蓋炎と診断され(彼は前回、喉頭蓋の炎症を見つけられなかったのだ)、入院治療が必要だと、紹介状を持って、これまた余り評判の良くない大病院へ行った。
 するとそこでは「入院の必要はない」と言われ、ステロイド剤の点滴に5日間通い(私、特異体質らしく、いわゆるムーンフェイスにならなかった。当時は元々顔が丸かったから?)。もう良いですよと言われた数日後に再び発症し、さらに2,3日点滴を受ける羽目に。

 この病院の耳鼻科、どういう訳か、患者の症状を軽めに診断する傾向があり、副鼻腔炎で炎症が視神経に達しようとしている時にさえ、このときは別の、評判の良い耳鼻科に紹介されたのだが「薬飲めば大丈夫でしょう」と抜かしやがる。それまで、一月近く投薬治療したのに、症状が一向に改善されなかったと話したにもかかわらず、だ。

 そこで、元の耳鼻科へ行き別の病院を紹介し直して貰い、手術を受け事なきを得たのだが、もたもたして視神経に炎症が達したら、左目の視力を失うところだったのだ。
 私は生まれつき右目が殆ど見えないので、左目までもが見えなくなったらと思うと、想像するに耐えない。

 そんな訳で、先週の土曜日に発熱して以来、日曜日に39度まで上がったのをピークに、いまだ体温が、37℃台半ばから38℃台半ばを行き来している。

 最初は苦しかったけど、熱って慣れるよね。

 でもここは慎重に行かないと、喉頭蓋炎は二度とゴメンである。あの発作が起きそうになった時の恐怖感はたまらん。

 タップしてもレフェリーは止めてくれないもんね。
 
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2007年03月19日

非道い話。

 昨日の栄町地域交流祭り(実はこれ、単なる名目で、主催者の本来の目的は、別のところにあったらしい)。私は寝込んでしまって行けなかったんだけど、栄町の各飲食店に出店を要請しておきながら、招待客にはおにぎり2個付きで、ステーキにロブスターなどを振る舞っていたそうな。
 どこの世界に、それらをお腹一杯食べた後に、カリーだの沖縄そばだの食べる人がいるかね?

 もっと非道いのは振る舞い料理の中に、沖縄そばまで入っていたこと。無料VS300円、結果は書くまでもない。

 チキンカリー、200食作る必要なんて、全くなかったよ。
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2007年02月21日

おや?

 トラックバックがいつの間にか全部消えている。。。。。
一部は削除したけど、全部削除した覚えはないんだけどね。

 なんでだろう????
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2007年01月25日

ジェリーかゼリーか

 皆ゼリーと言うけど、本当はジェリーで、だからゼラチンもジェラチンの方が正しい。ミゼットはミジェットだ。
 昔、西日本ではサシスセソ、ザジスゼゾはシャシシュシェショ、ジャジジュジェジョだったそうで、今でも九州北部では、「ぜんぶ」を「じぇんぶ」、「ぜんぜんわかりません」が「じぇんじぇんわかりましぇん」になる。しかしなぜ、もともと「じぇ」だったものが「ぜ」になるのか。
 昔の絵本にはシェパードがセパードと書かれていたし、ヤマギワ電気ではランプシェードとランプセードと読んでいた。
 以前京都から伊丹空港まで行く高速バスに乗った時、おそらく熊本の人であろう50歳代らしき女性が、完全に「ゼ」と「ジェ」がひっくり返っていて「××会の人じぇんいん(全員)でゼット機に乗って・・・」と言っていたのを聞いたことがある。
「ジェ」が発音しにくくて「ゼ」になるのは何となくわかるのだ。例えば「でぃー」が発音出来ずに「でー」になってしまうように。しかし両者が入れ替わるの、一体何故なんだろう。
 
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2007年01月15日

なんか最近

 広告まがいどころか、広告そのもののトラックバックが増えた。まあ、自分もアファリエイト広告を載せているので、あまり文句は言えないのだけれど。

 11日から今日まで、福岡へ行っていたのだが、寒さが身にしみた。
 今朝の最低気温0℃、沖縄へ到着時の気温21℃。

 一国でこの温度差は凄い。

 しかし機上から沖縄の海を見ると、その水の透明度に惚れ惚れする。かなり上空からでも海底が見える。

 海の様相が変わるのは、奄美大島あたりからだ。トカラ列島くらいまでは、まだ日本の海という感じなんだけれど。
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2006年12月20日

オリコンの暴挙

 まずはこちらを読んで頂きたい。

「Jポップとは何か」「Jポップの心象風景」の著者である、フリー・ジャーナリストの烏賀陽弘道氏がオリコンからなんと5000万円もの高額賠償訴訟を起こされたのだ。

 企業が個人相手にこんな高額訴訟を起こすと言うだけでも仰天ものだが、その理由がまた凄い。

「賠償金が欲しいというのではなく、これ以上の事実誤認の情報が流れないように(多額の賠償金を課すことで)抑制力を発揮させたい」


 これは「訴えられたくなければ、(我が社に)都合の悪いことは言うな」と脅しているのに等しい。
 大体オリコンのチャートが操作されているなんてことは、音楽業界に近いところにいれば、しょっちゅう耳に入ってくることだし、私が芸能界に身を置いていた二十数年前には「オリコンが気に入らないアーティストのチャートを故意に下げていた」なんて言う話もあったくらいだ。
 事実かどうか定かではないが、あるレコード会社のディレクターから、自分の担当アーティストがオリコンだけ他のチャート誌とあまりにもかけ離れて低いので「何故このような仕打ちを受けねばならないのか」とオリコンに抗議の電話を入れた、という話を聞いたくらいだから、単なる噂話ではないだろう。

 しかしこういう形で言論を封殺しようとするなんて、堅気のやることとは思えませんね。

 自分も裁判を終えたばかりだし、烏賀陽氏とは面識こそ無いものの、電話やメールで何度もやり取りしたことがあるだけに、他人事とは思えない。
 この訴訟の行方がどうであれ、組織力をもたないフリーのジャーナリストが「提訴が怖いから、これは言いたいけれど伏せておこう」と自主規制してしまうことが何より心配だ。
 権利侵害されてもアーティストが泣き寝入りを余儀なくされるのと、根っこは同じなのだ。
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2006年12月12日

数字を口にする人

 今まで仕事で関わった企業の上層部にやたら「数字」と言う言葉を口にする人が何人かいた。
曰く「私が興味あるのは数字だけだ」
曰く「大事なのは数字、数字だよ君」
曰く「数字が出なければ話にならんよ」
曰く「理念なんかどうでもいいんだ。要は数字なんだよ」
曰く「とにかく数字を出せ、数字を」・・・・・・・

 当時は抽象的でよく判らん、と思っていたのだが、最近になって気付いた。
「数字」は「儲け」を言い換えているだけなんだと。←遅すぎ、鈍すぎ。

 ただの守銭奴じゃないか。
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2006年11月24日

新教育基本法案のバックボーン

 以前も物議を醸したらしいが、最近「きっこの日記」でリンクが貼られ、話題になっている官邸のページ

「きっこの日記」を読むと、これが現政権下で決定された事柄の様に誤解してしまう恐れがあるが、実際はは平成12年の森内閣時代に行われた、「教育改革国民会議」
での発言を(恐らく全てではないと思うが)まとめた資料だ。
 ここには数々の「トンデモ発言」が飛び出す。

・生かされて生きることを自覚せよ
・団地、マンション等に「床の間」を作る
・遠足でバスを使わせない、お寺で3〜5時間座らせる等の「我慢の教育」をする
・地域の偉人の副読本を作成・配布する
・簡素な宿舎で約2週間共同生活を行い肉体労働をする
・満18歳で全ての国民に1年ないし2年間の奉仕活動を義務づける
・バーチャル・リアリティは悪であるということをハッキリと言う
・国民会議の提言を広く国民に知らせるための積極的な活動
・名刺に信念を書くなど、大人一人一人が座右の銘、信念を明示する 

 など、かつて取りざたされた「トンデモ校則」みたいな項目に紛れて、

・子どもを厳しく「飼い馴らす」必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう

・「ここで時代が変わった」「変わらないと日本が滅びる」というようなことをアナウンスし、ショック療法を行う

・警察OBを学校に常駐させる


 など、背筋が寒くなる様な文章が散見される。不思議なことに「委員発言の概要」とあるのに、当然出たであろうこれらトンデモ発言に対する反対意見は
記載されていない。

 その後取り纏められた中間報告書がこれ

 この中には、表現が薄められているものの、明らかに先の資料の精神をそのまま受け継いだ条文が数多く存在する。
私たち人間はすべて生かされて生きている。
誰があなた達に、炊き立てのご飯を食べられるようにしてくれたか。誰があなた達に冷えたビールを飲める体制を作ってくれたか。そして何よりも、誰が安らかな眠りや、週末の旅行を可能なものにしてくれたか。私たちは誰もが、そのことに感謝を忘れないことだ。

 誰が何を指しているかは明らかだ。それが「個人としての親」であるならば、「体制」という単語は必要ない。

 他にも、表現が薄められてはいるけれど、あの「トンデモ発言」を下敷きにした条文が並ぶ。流石に「床の間」はないが。
 共同生活による奉仕活動などの義務化 (まず小・中2週間、高校1ヶ月とし、 将来的には満18歳の全ての国民に1年間の奉仕期間を設定)。

 授業において古典、歴史を重視。

 10年ちょっとくらい前には存在した、現代史の方が重要という議論、どこへ消えてしまったんだろう。歴史も古典も重要だとは思うが、自分の受けた教育を振り返ってみると、国語も社会も既に古典重視、明治までの歴史重視。特に戦争へと向かう現代史、戦後史はいつも駆け足で、それこそさわりだけしか学んでいなかった。

社会人がその経験を生かし、学校教育に参加できる制度の充実。

「警察OB」も、もちろん社会人だ。 

 さらに、この一文も気になる。
教育に関する従来の惰性的気風を一気に打ち破るための社会的ショック療法として、教育基本法の改正が必要である。

 そして、これが最終報告であろうもの。

 更にオブラートに包まれ、美麗字句に修飾され、軟らかい表現、受け入れられやすい表現になっているけれど、トンデモ発言の残滓は明らかに残っている。全員ではない様だが、同じメンバーによって作成されたものである故、当然と言えば当然だが。

 その後、この報告書とは異なるベクトルで、新教育基本法に関する議論が行われたと言う資料は見あたらないので、この報告書が新教育基本法の背景にあると見て良いだろう、むしろ「愛国心教育」など具体的な単語が入ったことで、より以前の段階に立ち返った部分もあるのかも知れない。特に、
誰があなた達に冷えたビールを飲める体制を作ってくれたか。

 この文言の精神が最後まで強力に幅を利かせている様に思えてならない。

 恐ろしさを感じるのは無論だが、新教育基本法案の叩き台に、あのような低レベルのトンデモ発言があり、それが臆面もなく公開されていることに、恐れを通り越して、むしろ呆れてしまう。いや、あの資料を公開し続けてくれたことに、大いに感謝すべきかも知れない。

 ある意味難癖になるかも知れないが、普通「この資料の内容は各委員の個人的見解であり、官邸の意志を代表するものではありません」って付け加えるだろうと思う。それが無いってことはやはり・・・・・なんてね。
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2006年11月19日

1時間7分差

東京の日の出/日の入り時刻  6:20 / 16:32
那覇市の日の出/日の入り時刻 6:50 / 17:39

日の出は30分差だけど、日の入り時間はなんと1時間7分も違う!

秋冬が嫌いな理由の一つに、すぐ暗くなる、と言うのがあるんだけど、沖縄はずっと明るいから、好き。

写真は17:50分頃の西の空。雲がなければもっと明るい。DSCN3613.jpgDSCN3614.jpg
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2006年11月12日

私、妖怪アメフラシにつき。

 10代の頃から、野外コンサートは大概雨で流れた。出演しても、見に行ってもだ。今は無き田園コロシアムで行われた「ライブアンダーザスカイ」も、大概雨。しかも、その近辺のみ雨。よみうりランドイーストでの「リターン・トゥ・フォーエバー」も雨。
 初めての野外は角松敏生のデビュー直後のライブだった。ただしこれは単独ではなく、複数の出演者の一組。その前日に予定されていた琵琶湖畔での野外プロモーションライブは、雨で急遽室内へ変更。
 元オニャンコの高井麻巳子のラストライブも野外で雨。
 あるイベントでは私の出番直前に雨で中止なんてのもあった。晴れの野外なんて、数えるほどしかない。

 12月、乾期のインドで雨に降られたり・・・・

 5月のLAでも雨に降られた・・・・

 そういえば修学旅行も、良く雨が降った・・・・

 今日は友人が全てを賭けて開催する非常に重要な野外コンサートがある。本来であれば出演するはずだったのだが、私が出ることによって万が一雨でも降れば、私は一生恨まれることになるし、私自身も寝覚めの悪い思いをすることになる。

 と言うわけで、今日は自宅にこもってそのコンサートに出かけた友人の飼い犬と一緒に留守番である。

 一種の人柱ですね。

kapp.jpg
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