2008年10月14日

ライブツアー終了

 これまでのソロツアーに比べて、やはりトリオでのツアーは演奏面から見ると、スリリングで面白く、刺激的だけれど、運営面から見ると非常に大変です。特にマネージャーがいないので、バンマスの私がマネージャーを兼任する訳ですが、もともと金勘定が極端に苦手なので、これはもう難行苦行でした。
 集客的には非常に苦戦しましたが、以前のライブを見てリピーターになってくれた人や、お店の人が次回も是非と申し出てくれたことが何よりの収穫でした。
 しかし空前絶後の不景気間漂う今日この頃に、ライブチャージを払って、飲食をした上で、CDまで買ってもらうというのは、非常に大変なことだと痛感しました。
 いつになったらこの不況から脱却出来るのでしょうか。
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2008年09月30日

明日いよいよレコ発ライブ

 はい。Lucky Life Mountainのレコ発ライブ、いよいよ明日に迫りました。
 会場は池袋のライブハウス「鈴ん小屋」です。
 18:30開場、19:30開演です。CDも当然販売します。ロットが少ないので、プレスでなく、CD-Rコピーですが、今回はマニュファクチュアじゃありません。しっかり工場でパッケージングしてます。
 一年に一度くらいしか、このトリオでのライブは出来ないと思いますので、御見逃し無く。
 でも天気が心配です・・・・・

らいぶはうすの鈴ん小屋
東京都豊島区豊島区東池袋1ー47ー1庚申ビルB1F
tel.03-6382-7273 
プリント用の地図はこちらです。
http://www.ringoya.org/ringoya_map.pdf

 また、今夜は京橋の映画美学校で19:00から特別講義です。テーマは「音楽の仕事」についてです。四半世紀以上に渡る職業音楽家生活を通して、音楽の仕事や音楽業界、芸能界について語ります。
 面白いこと保証します。受講料1000円。
 受講を希望される方は私宛にメール下さいませ。その際本名とメアドを添えて下さいませ。
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2008年09月27日

わざとだったら凄いな。

 なんか最近、大臣になった途端に問題発言で大騒ぎ、と言うパターンを何度も見せられているような気がする。
 大臣に成れたことにはしゃぎすぎて、つい本音がポロリ、だとすれば、あまりにもお粗末。揚げ足を取ろうと、鵜の目鷹の目で狙っているマスコミも含めて、耳目が集中しているのだから、発言にはより慎重にならねばならないことぐらい、言われなくたって解りそうなものだ。発言の内容が適切かそうでないかなど、反対勢力やマスコミにはあまり重要ではないはず。ツッコミが入れられるか否かだ。
 こんな浅はかな人物は、どのみち閣僚には向かないだろう。
 逆に耳目の集中を利用して、その地位を危険に晒しても敢えて物議を醸そうと、確信犯的に問題発言したのであれば、天晴れと言いたいが、それはまず、ないだろうなぁ。

 発言内容の善し悪しは、全く別問題ではある、念を押しておきます。
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2008年09月18日

ベースが変わります。

 10月1日から始まるLucky Life Mountainのツアー。前半のベーシストが、当初予定していたクリス・シルバーステインが家庭の事情で、急遽NYに一時帰国することになり、参加不能となったため、メンバーが変更になります。
 東京:Mark Tourian
 名古屋、春日井、大阪:溺れたエビ・総帥(From溺れたエビの検死報告書
 京都:清水恒輔(From Mama! Milk

 詳細はこのサイトで。

 いずれもタイプの全く違う達人(1尾エビですが)揃いなので、かなりテンションの高い演奏になると思います。

 お見逃しなく!!2008LLM_Tour2.jpg
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2008年09月16日

メールフォーム不具合のお詫び

 サイトリニューアル後、メールフォームから送信しようとするとエラーになる事が判明しました。現在は復旧しております。
 ご不便をおかけしたことをお詫び致します。またオーダーフォームや「内容の無い音楽会」署名フォームも同様にエラーが出ておりましたが、こちらも合わせて復旧しています。
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2008年09月11日

AreaとBrand X

 どちらも70年代に結成されたバンド。Areaはヴォーカルのデメトリオ・ストラトスが79年に死去したため、それ以降は活動していない(筈)。
 Brand Xは90年代も活動を続けている。ポップ・シンガーとしてのフィル・コリンズしか知らない人が、このバンドの結成時のメンバーにドラマーとして彼が参加していたことを知ったらビックリするだろう。ジェネシスでもやらないくらい手数の多いバカテクを披露している。

 これらを聴いた当時は、Brand X=リターン・トゥ・フォーエバー的なジャズ・ロック・フュージョン、Area=イタリアン・プログレッシヴ・ロックという認識だったんだけど、最近じっくり聴き直したら、特にAreaについては大間違い。全体を100とすると、Jazzが7割を占め(しかもフリーJazz)、後はイタリアの民謡的要素や現代音楽で、ロック的要素は、ほんの10くらいしか混ざっていないように思う。実はBrand XよりAreaの方がリターン・トゥ・フォーエバーに通じるものがある。Event'76というアルバムに至っては完全にアブストラクト。
 Brand Xは確かにバカテク系ジャズ・ロック・フュージョンに聞こえるんだけど(特に1stアルバム)、ギターのジョン・グッドソールは元アトミック・ルースターだし、フィルコリンズはジェネシスだし、2枚目あたりから時々ロック魂が顔を出し、だんだんマハーヴィシュヌ・オーケストラ的になっていくのが面白い。 Live Stockの一曲目の冒頭部分は、マハーヴィシュヌ・オーケストラだと言われたら、錯覚しそうだ。
 アルバム「Masques」からフィルが抜けるんだけど、この一曲目「The Poke」はロック魂炸裂。ブレッカー・ブラザースの「East River」と聞き比べたら面白いかも。
 で、80年代に入ってフィルが出戻るんだけれど、Sohoと言う曲なんか、ジェネシスのアルバムに入っていてもおかしくない。

 まあ、私個人としては、先入観に繋がるので、ジャンル分けなんか意味ないと最近では思ってはいる。(いつも、配信サイトに登録する時、ジャンルの選択時に困ってしまう)

 しかしロックにしろジャズにしろ、70年代から80年代の半ば頃までに、人間が思いつきそうなことは、ほぼ出尽くした感があるね。
 耳に新しい音楽を産み出すのって、並大抵ではないと実感する次第です。
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2008年08月31日

怖いと想った訳

 30日の、高知白バイ事故裁判についての記事で、私が何を問題として怖ろしいと想っているかが伝わりにくいかも知れないので補足。
 この問題、確かに起訴から裁判が結審するまでの手続きや内容に問題がなければ、判決が有罪であれ無罪であれ、全国レベルで取り上げる程の問題ではないだろう。私はこの裁判、冤罪どころか事件そのものが捏造に近いと思っているのだが、そのことは、結果に対する恐怖感には、それほど大きな影響はない。
 この裁判、初めから結論ありきで進められ、本来大原則であるはずの「疑わしきは被告人の有利に」「有罪を決定する証拠がなければ無罪」と言う原則が、全く守られていないどころか、被告人に有利になるような証言や実況見分結果、学者による鑑定結果を、証拠として採用するどころか、審理すらしていない事に大きな問題がある。また、三審制が保証されているにもかかわらず、憲法判断でない限り、99%が上告棄却という、実質二審制になってしまっているところも大問題だ(山口母子殺害事件は、数少ない1%のうちの一つと言うことになるか)。
 日本の刑事裁判は、起訴後の有罪率が異常なほど高いのだが、これが推定無罪の原則を蔑ろにする、裁判制度に起因するものであるならば、身に覚えのない罪状で犯罪人にされてしまう可能性は、決して他人事ではないのだ。この事件は氷山の一角であり、恵庭OL事件もそうであるように、不条理とも言える結審の仕方をしている裁判は、実は山ほどある。これをマスコミがきちんと取り上げ、問題提起をしていかなければ、逮捕されたら全ておしまい、という怖ろしい社会になりかねないのだ。(事実そういう傾向は既に出来上がっているような気がする)
 取り調べ室の可視化に、警察が抵抗を続けているという事実は、この事と無関係ではないだろう。この国は取り調べの段階で、弁護士の立ち会いが認められていないのだ。
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恐らく史上最低の吹き替え

 なんの話かというと、海外ドラマの吹き替えだ。吹き替えは重要で、これがハマるかハマらないかで、ヒットする、しないに大きく影響する。吹き替えがはまってヒットした代表例は「刑事コロンボ」だろう。あれがもし字幕で放送されていたら、あそこまで人気は出なかったような気がする。
 日本は昔から吹き替え技術が高いそうで、確かに吹き替えであることを気付かせない場合が多いほど、リップシンクロは完璧だ。
「最近の外人さんは日本語が上手だねえ」とお年寄りが感心したとかしないとか。
 そんな中、これは最悪だ、と言うのもあって記憶を辿れば「スターウォーズ」の最初のテレビ放映。吹き替えに声優でなくタレントを起用するという暴挙に出、見事大失敗。この吹き替えでは二度とオンエアされなかったと思う。
 あと、吹き替えが酷いというのではないけれど、吹き替えで訳が解らなくなってしまうのが「HEROES」このドラマ、日本語の科白が多いのだけれど、英語の部分も日本語に吹き替えてしまうと、異なる原語が使われていることの意味が無くなる。これはスペイン語が出てくるシーンもそうで、ドラマの中では言葉が通じていないという設定に意味が無くなってしまう。
 
 で、吹き替えが酷い、と言う意味で最悪なのが「スーパーナチュラル」





 シーズン1が終わって、2からは吹き替えも変わるだろうと思っていたら、元のまま。一体やる気があるのか?
 今日までSuperDramaTVで連続放送をやっているのだが、全部吹き替え版。とてもじゃないけど観ていられない。
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2008年08月30日

何故マスコミは取り上げないのだろう?

 高知の白バイとバス衝突事件、先日、最高裁で上告が棄却されたのだけれど、この件について、大手のマスコミが全く報道しない事に、恐怖心を感じる。

 バスに乗っていた生徒や学校関係者の証言をすべて「関係者の証言は信用できない」と退けたにもかかわらず、警官の証言は「被害者と同じ白バイ隊員であるというだけで、供述に信用性がないとはいえない」とし、第三者の証言を「供述者が第三者というだけで、その供述が信用できるわけではない」と採用せず、不自然なブレーキ痕についても「不自然さがブレーキ痕の存在を否定するものではない」とし、時速10キロではブレーキ痕はつかない、前輪にのみブレーキ痕が付くのはあり得ない、ブレーキ痕にタイヤのパターンがでないのも不自然、ブレーキ痕が放射状に広がるのもあり得ない、など、数々の証拠をすべて採用しないなど、始めから警察と裁判所がグルになって、事件を捏造したとしか思えないこの事件が、最高裁で上告棄却という最悪の決着になったことを、マスコミが取り上げないというのは、怖ろしくて仕方がない。
 試しにGoogleなどで「高知、白バイ、バス、事故、事件」などのキーワードを打ち込んで検索してみるとわかるが、この問題を取り上げているのは、個人か市民団体のサイトがほとんどで、後は地方のマスコミがちょっと取り上げた程度。
 国家権力による捏造事件と言っても過言ではないこの問題が、闇から闇に葬り去られるなど、あってはならないと思うのだ。

・片岡晴彦さんを支援する会HP
http://www.geocities.jp/haruhikosien/
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2008年08月16日

もうリメイク?

「インクレディブル・ハルク」は2003年に映画化された「ハルク」の続編かと思ったら、実はリメイク。
「ダークナイト」も予告編を観た時「あれ?またなんでジョーカーや2フェイス?」と思ったら、ティム・バートン版「バットマン」のリメイクだった。(厳密には「バットマン・ビギンス」の続編であり、90年代のシリーズとは別物なのだが、ティム・バートン版も、同じコミック『バットマン:ダークナイト・リターンズ』の世界観を下敷きにしているので、リメイクと決めつけて差し支えないだろう。余程のマニアでない限り、そう思うのが普通であろう)
 ハリウッドはネタ切れ、と言われて久しいけど、それにしてもリメイクの、このサイクルは早すぎる。

 そのうち、スパイダーマンもリメイクされたり、、、、しないよね、いくらなんでも。

 最近、アメリカのTVドラマに秀逸なものが多いけど、長尺でストーリーを語れる分、TVドラマの方が、題材が豊富なのかも知れない。
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2008年08月14日

洗脳商法

 テレビショッピングを見ていて気付いたのだけれど、「体の臭いを消す製品」のCMって、洗脳ではないか。
 昔は、臭い消しと言えば口臭と腋臭、汗の臭いくらいだった。それに食後や飲酒後の臭い消しが加わり、最近では「加齢臭」が大きなターゲットに加わった。
 口臭消しも腋臭消しも個人差があり、必要としない人にとっては無意味。食後や飲酒だって、気にしない人はしない。ところが「加齢臭」については、食生活にも依るだろうが、ほぼ全員が逃れられない。よってマーケットはとてつもなく大きい。これは魅力的。
 そこで始まったのが、「加齢臭を気にしなさい」「加齢臭を漂わせてはダメ」「加齢臭はハタ迷惑」「加齢臭を気にしないのはエチケット違反」というキャンペーン。CMには、自分の臭いを気にする熟年男女、その臭いをいやがる子供や若い女性が登場し、臭いに対する罪悪感を植え付けていく。加齢臭は普遍的なので、煽りやすいのだろうが、体質に起因する、腋臭などの体臭でこれをやったら、差別と受け取られかねない内容だと思う。

 年齢と共に体臭が変化するのは当たり前の話で、オッサンオバハンになれば、オッサン臭く、オバハン臭くなり、もっと年を重ねれば、誰もがジジ臭く、ババ臭くなるのだ。でもそんな匂い、昔はそれが当たり前であるが故、誰も気にしていなかったし、気にするべきものでもなかった。犬や猫だって、年齢で匂いは変わる。加齢臭なんて、その年齢まで生きてきたことの証のようなものだ。私はおじいちゃんやおばあちゃんの枯れ木のような匂い、好きだけどな。
 しかし誰かがここに目を付け、その匂いを消す薬品を作ったのだろう。作った以上は当然売りたい、いや、売らねばならない。だが、口臭や腋臭、汗の臭いと違って、加齢臭消臭薬のマーケットはない。そこで、加齢臭は忌むべきものだ、オッサン、オバハンの匂いはクサイのだ、故に消さねばならないのだ、という意識を植え付け、巨大市場を開拓すべく、あのようなCMが制作されたのではないかと想像する。
 洗脳が成功しているかいないかはよく判らないけれど、mixiの同年代コミュなどの書き込みを読んでいると、自分の匂いを気にする熟年層が多くなったのは確かだ。
 加齢臭の次は排泄物の匂いで来るだろうなと予想していたのだけれど(ペットの糞臭を消す薬が、とうの昔から発売されているので、人間に応用されるのは、時間の問題だったであろうし)、どうやら始まったようで、何かのCMで主婦らしき人が「主人のトイレに入った後の匂いが・・・」とやっていた。でも流石にこれは、女性をターゲットにはしにくいか。そう言えば加齢臭撲滅キャンペーンも、どちらかと言えば男性中心。女性の反感を買ったら、大失敗だもんね。

 マーケットがなければ、それを作れば良い、というスタンスは見習いたいのだけれど、音楽の場合、嗜好が大きく左右する故、それがなかなか上手く行かないのである。
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2008年04月29日

長野へ行った人の日記。

長野の聖火リレーへ行った人が、27日にmixiで公開した日記を転載します。
mixiでは画像も見ることが出来るので、mixiIDをお持ちの方は、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=787996903&owner_id=2071143
を読んで下さい。
=============================
世界最低の国、日本
2008年04月27日00:39

聖火リレー、行ってきました。
まず皆さんにお願い。
この日記を転載、リンクして頂いてかまいません。
動画3つまでしか載せれないため、
動画ありと書かれたものは僕のメインページの動画にあります。

4/26日を振り返ります。

早朝、善光寺へ向かった。
Mちん、Tさん、F君、Yちゃんと5人で。

町には何台もの大型バスが乗り入れ、中国人が降りてくる。
僕らがそれぞれ旗を作り、プラカードを作り、前日からカラオケボックスで寝ていたのに対し、
彼らは中国大使館から支給された巨大な旗と、チャーターバスで堂々登場した。

善光寺参拝が終わり、街中へ。
とりあえず聖火リレー出発地点へ向かった。
ここで日本とは思えない景色を目にした。

出発地点に、中国の旗を持った人は入場できるが、チベットの旗を持った人は入れない。
警察の言い分。
「危険だから」
じゃあ、何で中国人はいいんだ?
「......ご協力お願いします。」

は?
それやらせじゃん。
中国国旗しかない沿道って、警察が作ってるんじゃん。

その時の抗議の様子

この後TBSの取材が来た。
チベットサポーターの1人が、
「日中記者交換協定があるから映せないのか?」とアナウンサーに聞いた。
アナウンサーは「は?勝手に叫んでれば?」
と吐き捨てて消えた。

街中に行くとどこに行ってもFREETIBETと叫んでいる。
そこに中国人が押し寄せ、罵声を浴びせてくる。


交差点で中国人と僕らが入り乱れた。
突然Mちゃんが顔面を殴られた。
僕は殴った中国人のババアを捕まえて、目の前の警察に言った。
「こいつ殴ったぞ!!」
警察は何もしなかった。

ババアが俺の手を噛んだ。手から血が出た。
警察と目が合った。
警察は何もしなかった。

ババアが僕の顔面を殴ってきた。
周りのチベットーサポーターが、
「おい、警察、現行犯だろ、捕まえろよ!!!!」
と言ったのに、
警察は何もしなかった。

これが抗議活動中じゃなかったら、普通にブチ切れて乱闘になってる。
でも非暴力を貫く為、ひたすら耐えた。

Mちゃんが1日かけて一生懸命書いたプラカードを、
中国人が叩き落とした。
拾おうとするMちゃん。踏みつける中国人。
「おい、てめー何やってんだよ!」と制止に入った。
2mくらいの距離に警察がいたが、何もしなかった。


街中いたるところで抗議合戦。
救急車が来たり大騒ぎ。
僕らはひたすら抗議活動をした。
(動画あり)

雨が降ってきた。
それでも誰も抗議を辞めなかった。
中国人がかたまってる交差点を、
Tさんと旗を振りながら渡った。
沿道の中国人は蹴りを入れてくる。
とても沿道に入れず、車道を歩いていた。
警察が来て言った。
「早く沿道に入りなさい!!」
は?今入ったらボコられるじゃん。
なんで日本人の安全を守ってくれないの?
「じゃあ、あいつらに蹴りいれるの辞めさせろよ!!」と僕は叫んだ。
警察は「ご協力お願いします」と言った。


雨の中、聖火リレーのゴール地点へ向かった。
何故か中国人とチベットサポーターに分けられた。
警察は、「後で聖火の方に誘導するから。」と言った。
嘘だった。
ゴールの公園の外の何も無いスペースにチベットサポーターは閉じ込められた。
聖火なんか、どこにもなかった。
目の前には警察が何十人も取り囲んでいた。
こんな場所じゃ、声すら届かない。
数百人のチベットサポーターは、泣きながら警察に向かって叫ぶだけだった。
国境無き記者団もこちら側に来させられていた。
代表がマスコミのインタビューに答えていた。
(裏から撮影した動画あり)

聖火リレーがいつ終わったのかも分からないまま、
土砂降りの中僕らは叫び続けた。
この声を、伝えることすら出来ないのかと思ったら涙が溢れてきた。
MちゃんもF君も泣いていた。
こんなのってあんまりだ。
せめて伝えて欲しいだけなのに。
この叫びを聞いていたのは目の前に並んだ警察だけだった。



チベット人の代表が弾圧の現状を訴えた。
涙が止まらなかった。
内モンゴルの代表が弾圧の現状を訴えた。
涙がとまらなかった。

伝えたい。ただ伝えたいだけなのに、国家権力によって封殺された。
悔しい。悔しい。

日本は最低な国だ。
平和だ、人権だと騒ぐ割には、
中国の圧力に負けて平気でこういう事をする。
警察を使って。

帰りに携帯でニュースを見た。
「聖火リレーは無事終了。沿道は大歓迎ムード。」
「聖火リレーで日本人5人逮捕。中国人留学生に怪我。」

僕は愕然とした。
この国のマスコミは終わったと感じた。

あの怒号は、
僕らが受けた痛みは、
彼らの悲痛な叫びは、
どこに反映されたのだろう。


警察によって意図的に中国人のみの沿道を作り、
そこをマスコミは撮影し、
中国人の暴力を黙認して、日本人を逮捕する。
これが日本のやることか?
ここは本当に日本なのか?
中国の旗を持たないと歩けない沿道って何なんだ?

この国は最低な国です。
チベット人は泣きながらありがとうと言っていたけれど、
僕は彼らに謝りたかった。
初めて日本人であることを恥じた。

帰り道、僕らは泣いた。


これが真実です。
僕は日本政府は中国以下だと思った。
弾圧にNOを言えずに、言いなりになって彼らの叫びを封殺したこの国は、もう民主主義国家ではない。

4/26日長野。
そこには言論の自由はなかった。
歩行の自由すらなかった。
中国人を除いて。
============================
youtubeで多くの画像を見ることが出来ます。
http://jp.youtube.com/results?search_query=%E9%95%B7%E9%87%8E%E3%80%80%E8%81%96%E7%81%AB%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BC&page=1

中でも見て欲しいのが、これです。なぜ中国人は入れて、日本人は入れないか、日中記者協定のせいで、公正な取材が出来ないのかなどの訴えをニヤニヤ笑いながら聞き、最後に「勝手にして下さい」と捨てぜりふを吐く、TV局の記者。
http://jp.youtube.com/watch?v=JjF8Vpxjwgk

ニコニコ動画には、長野のモニュメントによじ登り、中国の国旗を振りかざす中国人に、注意すらしようとしない警察が写された映像もあります。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3108634
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2008年04月13日

推定有罪

先週と今週のサンプロでの特集。
 刑事裁判は本来、推定無罪が原則で「疑わしきは被告人の利益に」「被告人が犯人でない可能性が少しでもあれば無罪」でなければならないのだが、実際にはこの原則は全く守られておらず、無茶苦茶な理由でもって有罪判決が乱発されている。物証がなくても状況証拠で有罪、状況証拠もない場合でも、自白のみで有罪。
 無罪の証拠が出た場合でさえ、
「被告が犯人でないとは言い切れない」→有罪
「被告が犯人である可能性がある」→有罪

 犯人であるとも言い切れないのに有罪だ。

 もっと凄いのはこの矛盾。被告人が自白は強要されたものだと主張した裁判で、
「自白が事実と一致しているので信頼性がある」
「自白が事実と一致しないのは、それが本心から出た証拠。故に自白は信用出来る」
 ??????

 更に呆れたことに、裁判所は検察に対し、訴状の内容を変えて有罪判決を出しやすいよう誘導したり、被告に有利な証拠の採用を拒否したりと、もう無茶苦茶。
 再審請求も90年代以降、棄却され続けているらしい。最新の科学捜査で被告に有利な新証拠が出ても、40年前の捜査資料を優先し、再審請求が棄却された例もある。

 被告人の自白があった場合の有罪確率、99.9%
 被告が否認した場合の有罪確率、98%

 怖ろしい数字だ。
 
 以前、自分が民事訴訟で争っている時に、映画監督のS氏から、日本の刑事裁判制度の恐るべき実体について、ご自身が取材した内容に基づいた、丁寧なメールを頂き、それを読んで、本当にこれほどのデタラメが日本の司法で横行しているのかと目を疑ったのだが、今回の特集は、それを裏付けるものだった。

 民事は、刑事より少しはマシらしいけれど、私が和解案に納得せず、上級審に行こうとした際、弁護士がそれだけはよせと強く主張したのも、今となっては納得だ。上に行くほど腐っているというのだ。確かに、特に国や大企業が被告の民事裁判で、地裁では原告勝訴の判決が出ても、高裁や最高裁でひっくり返る裁判は、枚挙にいとまがない。

 怖い。とにかく怖い。
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2008年03月19日

中国への依存を考え直すべき。

 中国の政府は、

・暴動鎮圧に、武器は使用していないと主張するが、証拠となる映像は見せようとせず、外国メディアの取材も認めず。
・人権問題は自分たちの過去をまず反省しろとEUに対し逆ギレ。
・黒幕はダライ・ラマだと根拠もなく主張する。

 これに対し、強く反論する国は今だなく、他国の問題に首を突っ込むのがお得意のアメリカもアクションは起こさない。
 それほど中国は怖いのか。だとしたらそれこそが人類に対する脅威ではないのか。

 日本の対中国依存度は高いそうだ。しかし、これは今後改める方向に変わって欲しいと切に願う。あの国をこれ以上肥大させるのは、国際政治の素人から見ても、非常に危険だと思うが、ここまで来てしまったのは、金儲けのために中国市場を育て、中国を国土だけでなく経済的にも巨大化させてしまった国際社会に、その責任の一端ががあるだろうことは、これまた国際経済の素人から見ても、明白であると思う。

 チベット問題で揺れる中、韓国で、中国産の菓子からネズミの頭が出てきたが、これも日本で発覚した殺虫剤問題の責任を認めようとしないのと同じように認めず、謝罪もしないであろう事は火を見るより明らかだ。
 あの異常なまでのプライドの高さとメンツへの拘りは、最早滑稽ですらある。
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2008年03月18日

【チベット問題】このブログを読んで下さい。

北京駐在、産経新聞中国総局記者によるブログ。
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/

現地とのチャットによる生々しいやり取りが公開されています。
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2008年03月12日

初音ミクでプログレ

初音ミクや鏡音リンにプログレを歌わせている人たちがいる。本来英語用でないソフトに無理矢理英語を歌わせているところがポイントのようだ。

FOCUS の「悪魔の呪文」萌え萌え萌え萌えろっぽっぽーだそうです。でもオケはしょぼしょぼ。テンポ遅いし。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1353407

歌はともかく、オケが凄いのはこれ。特にギターのニュアンスとフレージングには驚き。ラストのダダダは和声のコピーがちょっと違うのが残念だけれど、エンディングのアレンジは本家よりカッコイイかも。
YesのSiberian Khatru
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1843707

ELPの「エルサレム」イギリスで「賛美歌」と言えば、これ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1371504

鏡音リン版のGenesisのTurn It On Again 「トゥニロン」とか歌ってます。Get It Onなら「下痢論」になるんでしょうね、当然。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1901853

三日月ムーンチャイルド日本語版。結構好きです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2363374

「クリムゾンキングの宮殿」オケの音は全体的にチープなんだけど、あのメロトロンを何とか再現しようとしているのが微笑ましい。細かいところまで一生懸命コピーしている割に、コーラス部分のリズムが違うのは何故?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1498151

UKの「In The Dead Of Night」途中でStarlessが出て来たり、最後にJ.Wettonの名セリフ「君たち最高だよ」が出て来たりしてぶっ飛びます。
http://www.nicovideo.jp/watch/1205121731

鏡音リン版、ムーンチャイルド。オケの雰囲気が凄い。ミク版より良いです。あと、ビジュアルが素晴らしい。ここから拾ってきたようです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2025924

クリムゾンの「Frame by Frame」笑いが止まんねえよ。「いんにょろー」「穴ミセス」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2113496

オケの全てをミクに歌わせたELP「悪の教典#9 第3印象」中盤以降のシンセのソロが笑えます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1978837

上を「鏡音リン&レン」にカヴァーさせたヴァージョンだって。ようやるわ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2310773
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2007年12月28日

がっかりした話。

 先日、石垣島でライブをしたのだけれど、その当日の昼、時間がたっぷりあったので、フェリーで僅か10分の竹富島へ足を伸ばし、水牛車に乗った。僅か30分程度の短い集落巡りなのだが、景色を楽しむと言うより、のんびり気分を味わうのが主眼と思う。
 ガイドの青年が、三線を弾いて歌を聴かせてくれるのだが、竹富の民謡「正調安里屋ユンタ」は当然として、何故か「島唄」や「花」を唱う。
 沖縄在住者としては、とても違和感がある。
 しかし我々以外の観光客が喜んだのはこの2曲で、竹富民謡には皆知らん顔というか、殆ど無反応。

 後でわかったことだが、観光客のほぼ全員が、同じような反応で、地元に民謡には殆ど興味を示さず、誰でも知っている前出の2曲で反応があるという。

 なんともがっかりする、貧しい話。非常に悲しい傾向である。

 これって、山の中の旅館でもマグロやサーモン、甘エビの刺身が出てくるのと同じ構造じゃなかろうか。
 以前、ある山の中の旅館で、女将さんに何故海産物の刺身を出すのかと尋ねたことがあるのだが、答えは「定番のお刺身を出さないと、苦情を言うお客様が沢山いらっしゃるんです」
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2007年12月19日

二つで充分なものの正体はエビではなかった

「二つで充分ですよ。わかって下さいよ」
 と言えば、SFファンなら知らぬものはいないであろう、近未来SF映画の金字塔「ブレードランナー」に出てくるセリフだ。
 書籍「メイキング・オブ・ブレードランナー」に出てくる「ワークプリント版」に関する記述から、この「二つで充分」な物の正体は「エビ」であると思われてきた。
 しかし、今回発売されたコレクターズボックスに収録されている未公開映像を分析した結果、これは「尾頭付きの魚二匹」であることが判明した。
 ワークプリント版と未公開映像とは明らかにテイク違いで、皿の角度も違うし、魚の焼け具合も違う。未発表映像のはちょっと生っぽいし、かなりグロイ系の魚の頭が正面から見え、背ビレもはっきり見えている。また、付け合わせの野菜が青菜オンリー。
 これに比べ、ワークプリント版は、魚が良く焼かれて全体に黒ずんでおり、一部皮が剥けて付け合わせに花切りの人参などが混ざっている。
 魚の曲がり角度がエビに似ていることと、背ビレが多分焼失してしまっていることから、エビという誤解が生まれたのだろうけれど、世界一のエビ消費国、日本に住む我々ならば、ワークプリント版でこれが魚であることに気付いたであろう。エビは火を通せば赤くなるもんね。

 分析のため、画面のスナップショットを撮ったんだけれど、著作権上、そのスナップをアップしてお見せ出来ないのが残念。

 でもDVDをコマ送りにして、大画面でよーく観ればすぐにわかりますよ。
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2007年12月12日

ツアーを終えて。

 寒冷に慣れておこうと、金沢から始めたツアーだが、結局最後の福岡が最も寒いという皮肉な結果に。

 今回のツアーで、ライブハウスは設備は充実しているが、チャージバック率が厳しかったり、固定費がかかったりで、黒字にするのは難しく、カフェやイベントスペースは、金銭面では余裕が生まれるものの、設備面でハンディがあるなど、今後クリアすべき課題もはっきりした。

 しかし、狭い会場で換気が悪い場合、煙草の副流煙で喉がやられてしまう。今後そう言う場所では、演奏開始前と演奏中は、禁煙にして貰おう。でないと、ダメージが大きすぎる。煙草はダメだが、葉巻はOKっていうのも良いかな(^_^;)
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2007年10月17日

東京ライブ2days

いよいよ来週に迫ってきた、東京ライブの日程と詳細が固まりました。←今頃!!??

初日は10月27日
場所:カジュアルフレンチ シェ・ダイゴ本郷店
開場18:30 開演 19:00(20:00過ぎからパーティタイム)
入場料;チャージ+フリーフード&フリードリンクで¥6500

2日目は10月28日
場所:京橋 映画美学校 第一試写室
TEL. 03-5205-3565 FAX. 03-5205-3566
〒104-0031 東京都中央区京橋3-1-2 片倉ビル1階
・第1部 テルミンのバリアフリー化に関するレクチャー 16:00より
・第2部 コンサート(美学校のバンドも出演)19:00より
入場料;第1部、第2部共に1000円 共通チケットは1500円
※美学校生徒は無料 卒業生は1000円で共通


28日は、どちらかというと若い人向けの教育的プログラムなので、大人の皆さんは是非27日にいらして下さいませ。勿論、両方来て下さると、非常にとってももの凄く私が喜びます。

ライブで演奏する曲目の一部はこちらで試聴出来ます。

私宛にメッセージ下されば、座席は確保致しますので、どうぞよろしく。メッセージは以下のURLから、フォームで送信して下さい。
http://ubuman.sakura.ne.jp/postmail/postmail.html
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