2013年10月16日

日本ライブツアー報告

3年ぶりの日本国内ツアー、無事終了しました。集計が済むまでは、ツアーは終わっていないと思い、帰仏後も報告は控えていたので、報告が遅くなりました。

まずは皆様に御礼。
コンサートを主催してくださった皆様、開催をサポートしてくださった皆様、会場に足を運んでくださった皆様、有形無形のバックアップをしてくださった皆様。共演してくださった皆様。本当にありがとうございました。心よりの感謝を捧げます。

日に日に重量を増す荷物を抱え(物が増えた以外に、日本の凄まじい湿気を衣類が吸って重量が増した)、主に鉄道の駅で待ち受ける階段に苦戦し、移動日をオフ日にカウントして日程を組んでしまったことに後悔しつつも、どうにか最後まで、体調をくずすことなく完遂できたのは、多くの皆様の温かい励ましと支援、そしてヘパリーゼとウコンのおかげ、と思います。
20日のリハーサルから始まって、東京東京山形横浜東京四日市という怒涛の6連。福岡、広島、兵庫、大阪と続き、コンサート千秋楽の大阪では、ついに力尽きて終演後一滴も飲めず。。。(T_T)
以前よりテルミン奏者としては珍しく、即興に重点を置いた演奏スタイルだったのですが、今回は9割以上が即興と言う内容でした。また生まれた街中目黒、青春時代を主に過ごした伊勢佐木町界隈で演奏出来たのは幸せでした。中目黒はちょっと張り切り過ぎた感がありますが。横浜は程よくリラックスできて、もっとも上質な演奏が出来たような気がします。

コンサート千秋楽翌日は飛行機で東京へ向かい7日、8日と両国にある美学校の教室で二夜連続講義。この時はもう、講義するの無理なんじゃないかと思う程直前までぐったりでしたが、人前に出るとあらあら不思議、どこからともなく力がみなぎり、疲労などどこへやら、で快調に二日間を乗り切り(昼間は死んでましたが)、日本滞在最終日は子供のために色々買おうと思っていたのが、もう体が全く動かず、デイユースで取ったホテルで寝たきり。
そして羽田空港では、全く非現実的な、機内持ち込み7キロ制限に引っかかり大立ち回り。
上着を着てそのポケットに入れたものは計量の対象にならず、後からバッグに詰めなおせばOKって一体どう言う事?
非論理的なこと甚だしい。現実的でないと解っていながら「決まりだから」と言い張る地上職員。なんか哀れでさえありました。

無事パリに戻り、数日滞在して舞踏家の有科珠々さんとお会いして、来年春に日本で公演を行おう、と言う話になりました。
東京は確実ですが、他に京都などが候補に上がっています。

日本の皆様、また来年お会いしましょう。

posted by ubuman at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知